ちーの気まぐれ日記

小西克幸さんが大好きです♪美味しいもの大好きです♪

Kiramune Presents Reading Live「悪魔のリドル esccape6」

<キャスト>
【27日昼公演】
東兎角:江口拓也、一ノ瀬晴:代永翼、犬飼伊介:諏訪部順一
走り鳰:吉野裕行、番場真昼/真夜:中村悠一、設楽椿:小西克幸
カイバ先生(ナレーション):進藤尚美
【27日夜公演】
東兎角:木村良平、一ノ瀬晴:柿原徹也、犬飼伊介:浪川大輔
走り鳰:吉野裕行、番場真昼/真夜:神谷浩史、設楽椿:小西克幸
カイバ先生(ナレーション):進藤尚美

いつもの通り、小西さんのことのみ(苦笑)
開催されたのは、舞浜アンフィシアター
初めて行ったけど、見やすい。
端に座っても見やすい!
半円形のオープンステージがあって、そのオープンステージは回転盆やステージリフトにもなってて、それが十分に活用された動きのある朗読劇だった。
あと、ダンサーの方もいらしてて、朗読の動きを表現したり、アンサンブル?の方々がキャストが座るブロックを動かしたりしてて、こんなに躍動感のある朗読劇は初めて。
ステージの左右上にスクリーンがあって、それも活用。
私立ミョウジョウ学園1年黒組から抜粋された6名というような内容の文字がスクリーンに映し出されて、音楽とともに仮面をつけたダンサーとキャストが登場。
キャストももちろん仮面をつけてる。顔全体を覆う白い仮面。
でも、背格好で小西さん発見♪
そちらばっかり見ちゃう♪
黒いスーツでボーダーのネクタイ姿。フレームは銀のメガネ。
オープンステージにそれぞれ立って、音楽とともに仮面を外すけど、その外したときが超カッコよかった!
外す時の音楽もなんというか、少しテンポが変わってて、雰囲気を醸し出してた。
時が一瞬止まるようなそんな雰囲気。
残念ながら、昼夜ともに小西さんの外した瞬間の表情はスクリーンでしか見えなかったけど・・・。
まぁ、仕方ない。行けただけでもありがたい。
スクリーン越しだったけど、それでもとてもカッコよかった♪
昼は中村さん、夜は柿原さんがよく見えたお席でした。
仮面をブロックにかけて、それぞれブロックにあがっていって、座る。
小西さんは、しっかりと背筋を伸ばして座ってた。
ナレーションとともに、それぞれのキャラクターの紹介。
簡単にいうと東兎角は無愛想、一ノ瀬晴は天真爛漫、犬飼伊介はちゃらい、走り鳰はお調子者みたいな感じ、番場真昼は気が弱くておどおどしてる感じ。
そして、小西さん演じる設楽椿。
インテリメガネ、メガネと言えば、椿。椿といえばインテリメガネ。というような紹介。
それに対して、「インテリメガネではありません!眼鏡と言うのは視力矯正のために〜」ととても早口で説明していく椿な小西さん。
イラストはミステリアスなメガネキャラという感じだったけど、ちょっと頼りない感じの少し声が高めな感じのキャラだった。
紹介されて、それぞれ、上手下手に待機。
小西さんは下手側に。
このお話の主役は東兎角で、兎角から見た状況説明とそれぞれのキャラクターの紹介。
小西さん演じる椿は伊介に頼るような感じの役で、この紹介のときに伊介役の方のすぐ後ろに待機!
もう、もの凄く密着してて、その密着具合に客席からはくすくすと笑いが起こってた。
そして、「伊介さん、私はインテリメガネとして、論理的にこの状況を考察することが期待されていますよね。そのイメージを脱却するために、私は考察を述べません!」という椿な小西さん。
真昼が「僕は取り柄がないので、インテリメガネ良いと思います。頭が良くて。」というと、椿な小西さんが「頭なんてよくありません!」とそれに伊介が「お前、頭良いだろうが」と。
その必死にインテリメガネということを拒否する様子が可愛い♪

この6名はカイバ先生に連れ去られて、密室に収容されている。
そして、1年黒組。
それぞれ、何かしらとびぬけた才能を持っている集団。
閉じ込められている部屋から抜け出すには、問題を解かなければいけない。
カイバ先生の声がして、問題が出題。
問題は前方のスクリーンに映し出されてた。
1問目は各公演で違うけど、以降の問題は一緒。
最初の問題でひらめいて、回答したのは兎角。
正解ということで、次のステージへ。
次のステージに向かう途中のできごと。
舞台上には、兎角、晴、真昼。
晴が発した一言で、真昼の様子が一変。
真夜という人物に。
なぜ、真昼・真夜の二人がいるのかを一人語りで説明。
神谷さんも中村さんも一瞬にして演じ分けていて、圧巻だった!!
真夜は真昼とは違って、凶暴・凶悪な感じ。
過去を説明して「隔離」という言葉で、真夜が出てくるといこと説明される。
それを知ったのは、兎角と晴。
メンバーがそろって、次の部屋へ到着。
部屋へ入ると、上から檻がおちてきて、捕えられたのは鳰。
檻から解放されるにも問題を解かなければいけない。
カイバ先生はこれを余興と。
しかも檻の天井が徐々に下がってくる。
最初は答えが分かってても回答しなかった伊介が鳰の「たすけてくれー!」という声に咄嗟に正解を答えて、鳰は解放。
一安心かと思いきや、「安心するのはまだ早いわよ」というカイバ先生の声。
すると「伊介さん、危ないっ!」と言って、椿な小西さんが檻に。
檻にとらわれるシーンは、回転盆がくるっと回ってとらわれた椿はみんなから離れてオープンステージの前方に。
伊介が「カイバ、てめぇ」と怒るけど、カイバ先生は「誰が余興は1回なんて言ったかしら」とどこ吹く風。
「今度は難しいわよ」と出された問題に伊介も「まじでむずいぜ・・」と。
すると捕えられている椿が「あっ!」と反応。
鳰が「もしかして、答えがわかったんじゃ・・?」と聞くと、「ギクッ」と反応する椿。
天井が低くなってきてるのに、決して答えようとはしない椿
「ここで答えたら、頭が良いということが定着してしまうじゃないですか!!」と。
一瞬シーンと静まり返るメンバー。
「僕はそのイメージから脱却しなければいけない。だから答えるわけにはいきません!」と強いまなざしで言う椿な小西さん。
鬼気迫るような必死な感じで、椿の信念を持って語っているのがヒシヒシと伝わってくる。
そんな椿に伊介が「お前のいいたいことはよくわかった。ただ、それでお前は何か変わるのか?死んだらそこで終わりだろうが!お前がいなくなったら、誰が俺のことを理解してくれるんだ!」と必死に説得。
それに「伊介さん・・・・」と思いを受け取る椿。
「わかりました」と正解を述べていく。
無事に解放される椿。
と思ったら、今度は、部屋の壁がだんだんせまってくるという状況に。
2つの絵の間違いをすべて探し出せという問題。答えられるのは一人ひとつ。
伊介と椿が最後に答える二人に。
伊介が「椿、あとは頼んだぞ」と言って答えて、椿が6番目に答えるけど、壁の動きは止まらない。そこで真昼が気づいて、晴に「彼を呼んでください!」と。
そして、晴が「隔離」と言って、真夜が登場。
真夜も回答して、壁は停止。
事情を知らない鳰は「一人ひとつでは・・?」と不思議顔で聴こうとするけど、伊介が「だれにも知られたくないことはある」と止める。
そして、椿に「凹んでんじゃねえぞ」と伊介が声をかける。
この二人の信頼関係がたまらない!!
回転盆の対角線上に背を向けるようにして立つ、伊介と椿。
真ん中には寝転がる鳰な吉野さん。
ここから椿の過去の独白。
「小さいころはインテリメガネと言われて、頭が良くて嬉しかった。小学生にあがるころには、すべての問題が幼稚に見えて、科学者だった父に問題をせがんで、次々と問題を解いていった。徐々に父の様子が変わっていった。ここで気づけば良かった・・・」と一度言葉を切り、「問題をとくだけじゃ足りないと思い、父の研究の問題点を指摘してみせた。父のプライドをズタズタにしてしまい、そのときから父は僕と親子の縁をきった。頭なんて良くなければ良かった」と。
独白のシーン、なんともいえないつらそうな椿の表情を小西さんもしていて、声にもその辛さが現れていて、思わず泣いてしまった。特に夜の部のほうがその演技にひきこまれて、なんとも言えなかった。「頭なんて良くなければ良かった」というセリフ。
声も震えているような感じで、もう小西さんのこの演技大好き!!
もう、このシーンたまらなかった。
伊介も暴力をふるう父のかげにおびえる弟を守ることができなかったという過去を暴露。
周りの顔色をうかがう様子が椿と似ていると。
二人が後ろにさがって、鳰の独白。
自分には何もないから「知られたくないことがあって羨ましい」というような内容。
そして、3人のシーンが終わって、次の部屋へ。
問題は絵に描かれている仲間外れをさがせ。どその仲間外れの者が部屋内残ってボタンを押し続けなければいけないという問題。
仲間外れは兎角。
行くのをためらう晴に「いけ!」と言う兎角。
逃げ出したメンバーはオープンステージのリフトがさがって、奈落へ。
残る兎角。
一人残る状況を語って、兎角もリフトで奈落へ。
後方のリフトがあがって、兎角以外のメンバーが舞台上へ。
次の部屋へ。
問題がだされるけれども、それを見て鳰が「自分がカイバ先生の差し金でみんなをここへ連れてきた」と。
このままでは自分以外は逃げれない、みんなで脱出したなら、兎角を迎えに行けと晴に言う鳰。
鳰が差し金ということに部屋へ入る前の一言から分かったという椿。
借りを残したくないという鳰に晴はみんなで脱出したいからと兎角を迎えに行く。
迎えに行っている間に残ったメンバーが答えられる回答を埋めていくことに。
残り少ない時間のなか、無事に兎角も晴とともにみんなのもとへもどってきて、脱出成功。
みんな晴れやかかと思いきや、この脱出以上に過酷な日常が待っている1年黒組。
この1年黒組はだれかを暗殺しなければいけないけど、それが誰かわからない。
この脱出でその暗殺するべきが誰かが発覚。
ターゲットは一ノ瀬晴。
晴が回転盆の中央に立って、その晴にナイフをつきつける伊介、椿、鳰、真昼。台本の間からそのナイフを出してた。
そのナイフを突きつているときの鋭い小西さんの目!
めちゃくちゃカッコいい!!
あの目はたまらない!
晴の前に兎角が立ちはだかって、リフトがさがっていって、公演は終了。


キャストが集まって、終了後の挨拶。
昼の部の挨拶を仕切っていたのは、吉野さんだけど、ゆるい(笑)
「もしよければ、小西さんから」と言われて、小西さんは「じゃっ、今回は遠慮させていただいて」とか言ってたけど、ちゃんと挨拶して「衣装合わせをしたら、生徒というか先生みたいで不安だった」とおっしゃってた(苦笑)。
代永さんの順番になったら、「一つ飛ばして」とおっしゃったり(笑)
中村さんはモッズコートに赤いネクタイ、白いシャツ、黒いズボンで某作品の人物を彷彿とさせる恰好で、「中村さんはどこを封鎖してきたんですか!」と突っ込んだりしてた(笑)
中村さんが「俺と小西さんで確実に刑事コンビですよね。諏訪部さんはしょっ引かれる人」と(笑)
吉野さんがゆる〜くしめようとすると「ちゃんとあいさつさせて」と突っ込む小西さん。
若干小西さんが「そろそろ時間が」と仕切ってたり(笑)


夜の部で仕切っていたのは神谷さん。
小西さんは「こんなに大がかりな朗読劇は初めてだった。楽しかったです。次回もしまた出番があったら、そのときは飛びます(笑)」とおっしゃってた。
浪川さんが「昨日は置鮎さんが椿役だったけど、あの真後ろに立つシーン、小西さんのほうが近い!自分のより小西さんの台本のほうが読みやすかった」と言うと、小西さんが「あれは、読んでというので差し出した」と返してた(笑)
神谷さんが「この公演はKiramuneメンバーが一番多い公演で」とおっしゃってて、メンバーじゃないのは小西さんのみ。
みんなにみられて「ん?」という表情で、みんなからの視線をうけて、そしてその視線を後ろのダンサーさんに「誰だろ?」みたいな感じで送ってた(笑)

やっぱり舞台に立ってる役者の小西さんが好きだなぁと改めて思った公演だった〜。
演じる方でやっぱりうける印象も変わってきて、根本的な話しは変わらないけど関係性とかもちょっと違うように見えたり。
とても刺激的な舞台だった♪
あの舞台装置、音楽、ダンサーさん、アンサンブルの方々等すべてが集合したからこその舞台だったと思うし、なかなか言葉ではうまく表現できないけど、良かったということが少しでも伝われば・・・。